今回は、LG UltraGearから販売されている大人気ゲーミングモニター「UltraGear 24GN600-B」のレビュー調査を実施しました!
こちらの記事では「製品の特徴」「調査に基づくメリット・デメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えします。
LG UltraGear 24GN600-Bの特徴とレビュー調査
こちらのモニターの特徴は以下の通りです。
- FPSゲームに最適な23.8インチ液晶
- フレームレートを稼ぎやすいフルHD解像度
- 応答速度1ms/リフレッシュレート144Hz
- 3辺フレームレスでスタイリッシュなデザイン
- 多数のゲーマー向け機能を搭載
- sRGB 99%の色再現で普段使いでも使いやすい
スプラトゥーンやAPEXなどの対戦ゲームに最適な23.8インチの画面サイズに加えて、視野角と発色に優れるIPSパネルが採用されている使い勝手の良いゲーミングモニターです!
さらに応答速度1ms(GTG)/リフレッシュレート144Hzなので、デバイス側が対応していれば低遅延で滑らかな描画でゲームを楽しむことが可能となっています。
その他「3辺フレームレスでスタイリッシュな外観」「遅延を最小限に抑えるDASモード」「暗いシーンの視認性を向上させるブラックスタビライザー機能」など、魅力的な要素が詰まったゲーミングモニターに仕上がっている印象です。
▼高性能かつユーザーレビューでも高評価を獲得している本機ですが、「本当にデメリットはないのか・・・?」ちょっと気になったのでユーザーレビューからマイナスポイントを抜粋してみました。
- 一ヶ月で縦線が入って壊れた
- 三ヶ月でドット抜けが多発
- じっと見ているとチラチラして目が疲れてくる
- スピーカー非搭載
- 1msモードが使えたものではない
- 公式サポートが微妙すぎる
高評価のレビューが多い本機ですが、低評価レビューで絞ってみると上記のような書き込みがありました。それでは、ひとつずつ紐解いていきます!
… 縦線、ドット抜け
➡️ これはモニター初期不良あるあるですね… LGのモニターに限らず、どのメーカーでも起きる可能性があります。この場合はサポートを頼って返品・交換するのが良いでしょう。
…チラチラして目が疲れる
➡️ 異常に画面が点滅しているのであれば間違いなく初期不良だと思いますが、初期状態の色味が合わずに目が疲れることはありますね。モニター側の機能で輝度や色味の調整をすれば改善される可能性が高いです。
…スピーカー非搭載
➡️ モニターの内蔵スピーカーはスカスカの音質なので、個人的にデフォルトスピーカーは無くても良いと思っています。数千円の外部スピーカーを購入することをおすすめします。どうしても内蔵スピーカーが欲しい人は高音質スピーカー搭載のBenQ MOBIUZシリーズを買うと良いでしょう!
…最速モードが使えたものではない
➡️ これは明確なマイナスポイントですね。応答速度を最速設定(Faster)にするとオーバーシュートと呼ばれる逆残像現象が発生するらしいです。他社製品でもこういった現象はありますが、このモニターは特にひどいらしいです。ひとつ前にあるFast設定であればオーバーシュートは気にならないらしいので、ゲームで使うときはFast設定にしておくと良いでしょう。
…公式サポートが微妙すぎる
➡️ 2021年のレビューでサポートが微妙という記載が結構ありました。これはどこのメーカーでも課題に挙がることなので今は改善されていると思いたいですね。購入直後の初期不良であれば迅速な返品、交換が受けられると思いますが、数ヶ月経っていたりすると、しっかりとしたサポートを受けるのが大変かもしれませんね。
以上、デメリットについて触れてみました。
高性能・高評価の本機ですが、ユーザーによってはいくつか気になるデメリットもあるみたいです。正直どこのメーカーでもデメリットは存在するので、自分とって妥協できるポイントをしっかりと見極めて購入するのが一番良いでしょう。
上記の調査結果からすると「バランスの良い画面サイズで使いやすいIPSパネル採用の144Hz対応ゲーミングモニターが欲しい!」という人におすすめの製品だと思います。
27インチとどっちが良いのか?
↑数千円追加することで大画面の27インチモデルを選択することができます!
ゲーミングモニター初心者あるあるですが、画面サイズが大きければ大きいほど良いと思って後悔するパターンがあります…
勿論、大画面の方が合っているプレイヤーも一定数存在するのですが、机の奥行きやプレイスタイルなど個人の環境に依存することが多いです!
やはりFPSで使うのであれば数多くのプロゲーマーが使っていたり、競技シーンでも採用されている24インチ前後のモニターを購入した方が失敗するリスクは低いと思います。
個人的に27インチが向いているのは「机の奥行きが70cm以上で空間を確保しやすい」「モニターアームを持っているので奥行きの調整がしやすい」「ほんの少しでも画面を大きくして反応速度を上げたい」といったプレイヤーです。
上記に当てはまらないのであれば、無難に23.8インチを選択するのが良いでしょう!
ライバル機「BenQ XL2411K」とどっちが良いのか?
↑当サイトでもレビューしている「BenQ ZOWIE XL2411K」と同じような価格帯なので、どちらを買えば良いのか迷っている人も多いかと思います。簡単な早見表を使った比較で分かりやすく解説します!
LG 24GN600-B | BenQ XL2411K | |
パネル | IPS | TN |
応答速度 | 1ms | 1ms |
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz |
ゲーム機能 | △ | ◎ |
スピーカー | なし | なし |
ざっくりと比較するとこんな感じですね!
まず一番大きな違いはパネルがIPSとTNで大きく分かれているところです。どちらが優秀かと言えば色味や視野角という点では間違いなくIPSパネルですが、XL2411Kはキレのある映像表現に特化しているので応答速度に優れるTNパネルが採用されています。
普段使いを兼ねるのであればIPSパネルを選択するべきですが、競技ゲームに特化するならキレッキレの映像を実現できるTNパネルが一番おすすめです。私も色々なゲーミングモニターに触れてきましたが、やっぱり同じ1msでもTNパネルの方がゲームでは滑らかだと思います。
次に違いを感じるのが「ゲーム機能」ですね。
XL2411Kには「Black eQualizer」「DyAc」というFPSゲーマーから高い評価を得ている神機能があります!
前者は暗所のみを照らして索敵をしやすくしてくれる機能で、後者は高速で画面を点滅(肉眼では分からない)させて残像感を減らしてくれるという機能です。
他社のゲーミングモニターにも似たような機能はあるのですが、この使い勝手というか品質がBenQ ZOWIEシリーズが圧倒的に優れています!
とにかくFPSゲームに特化するならBenQ ZOWIEのゲーミングモニターを買っておけば絶対に間違いないということです。
なんたって数多くのプロゲーマーが絶賛していますし、競技シーンでもダントツで使用されてますからね・・・ 本当にガチでFPSゲームをやる人なら絶対に買った方がいいと思います。
じゃあLGのゲーミングモニターはダメなのか?と言われれば全くそんなこともなく、ゲーマー向け機能や応答速度にこだわらなければ満足度の高いモニターに仕上がっていると思います!
特に普段使いも兼ねるのであればTNパネルは発色がマジで微妙ですし、IPSパネルが採用されているLGゲーミングモニターの方が圧倒的に満足度が高いでしょう。
上記の理由から「FPSゲームでの使用感にこだわる人はBenQ ZOWIEシリーズ」「FPSゲームと普段使いのバランスを取るならIPSパネル採用のゲーミングモニター」といった選択をすると失敗が無くて良いと思います!
Twitterでの口コミ、評判
➡️ 新しいモニターが届くとテンション爆上がりしますよねwめっちゃ分かりますww 渋い赤とLGゲーミングのブランドロゴがなかなかカッコいいですね!
➡️ こちらの方は格闘ゲームで使っているみたいです!ゲーミングモニターなので格闘ゲームにも最適ですし、色味がとても綺麗で満足度の高いゲーム体験ができますね!
➡️ こちらの方はニテンドースイッチで使用されています。ドット抜けもなく正常に動作しているということで大当たりですね!PCゲームは勿論ですが、スイッチやプレステなどの家庭用ゲーム機でも使っている人が多い印象です。
まとめ
今回はLGの大人気ゲーミングモニター「UltraGear 24GN600-B」のレビュー調査を実施しました!
結果として、一部デメリットや不安もあるけど総合的には満足度の高いゲーミングモニターに仕上がっているということが分かりました。
セールの時に大幅な値引きをしていることもあるので、初めてのゲーミングモニターでFPSゲームと普段使いでバランス良く使えるモデルが欲しいという人はぜひ購入を検討してみてください😆
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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