今回は、2022年12月21日に国内販売が開始されたワイヤレスゲーミングマウス「XTRFY M8 WIRELESS」をレビュー用に提供して頂いたので紹介します。
こちらの記事では「製品概要」「本体デザインの確認」「FPSゲームでの使用感」「メリット・デメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えします。
製品概要
スペック
メーカー/製品名 | Xtrfy/M8 Wireless |
カラー | ブラック ホワイト レトロ フロスティミント フロスティパープル |
形状 | 左右対称 |
センサー | Pixart 3395 |
重量 | 55g |
メインスイッチ | Kailh GM 8.0 |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス or 有線 |
ケーブル | Xtrfy EZcord Pro 1.8 m |
マウスソール | PTFE(テフロン) |
ポーリングレート | 125/500/1000Hz |
DPI | 400 – 26000(8段階調整) |
専用ソフトウェア | なし |
対応OS | Win XP以降、 Mac OSX 10.1 以降 |
保証期間 | 1年間(日本国内) |
価格 | 16,335円(税込) |
M8ワイヤレスの特徴
- eスポーツに最適化された無駄のないデザイン
- 精度を向上させるウルトラ・ローフロント採用
- 2.4GHz超高速ワイヤレス接続
- 55gという超軽量設計なのでローセンシに最適
- 1回の充電で最大75時間使用できる
- 本体のみで全ての設定が可能
- カラーバリエーションが豊富(全5色)
Xtrfyと言えば、穴の空いたハニカムシェル採用の軽量ゲーミングマウスが有名ですが、本機は「ソリッドシェル採用ながら55gという圧倒的な軽さ」を実現しています。
さらにマウスの先端が高さ4mmのウルトラ・ローフロント仕様になっています!斬新かつ挑戦的な設計なので、ついつい手に取って見たくなります。
また、「2.4GHzラグフリーワイヤレス」「最大75時間というバッテリー持ちの良さ」「本体のみで全設定が可能」など、機能や性能面でも文句無しに優れています!
「ホワイト」「ブラック」「レトロ」「フロスティ・ミント」「フロスティ・パープル」の5色展開なので、ユーザーの環境に合わせた最適なカラーを選択しやすい点も魅力的です。
既存のXtrfyユーザーだけでなく、他社のゲーミングマウスを使っているユーザーにもおすすめできる軽量ゲーミングマウスに仕上がっている印象です😎
開封 〜 外観チェック
パッケージと付属品
マウス本体
本機は5色展開ですが、今回レビューするモデルは爽やかなカラーリングが特徴的なフロスティ・ミントです!
ミントカラーをベースにパープルとピンクが組み合わさった可愛らしいデザインに仕上がっています🙂
左右対称かつ穴の空いていないノーマルシェルなので、万人向けの使いやすいゲーミングマウスといった印象です。
先端のクリックポジションから綺麗な半円を描くような形状になっているので「かぶせ持ち」でのフィット感が得られやすいです。
さらに本機は、ウルトラ・ローフロントという革新的な設計によって、マウス底面からクリックポジションまで僅か4mmという短さに仕上がっています。
クリックポジションとマウスパッドの距離が近くなる分、操作時の違和感が軽減されて他社のゲーミングマウスよりも高い精度でAIMすることができるかもしれません!
どちらかと言えばコンパクトサイズのマウスなので「かぶせ持ち」だけじゃなくて「つかみ持ち」「つまみ持ち」でも操作しやすいと思います!
やはり僅か55gという軽さは伊達ではなく、70g〜100g程度のマウスから移行した人であれば、あまりの軽さに感動すること間違いなしです😎
本機は軽量マウスですが、裏面に大きめのマウスソールが付いているのでコントロール性能も抜群です!軽すぎて扱いにくいということはないでしょう。
本機の面白い要素として、マウス先端ではなく右側面に充電口があります。
充電中はこんな感じです!
柔軟かつ耐久性の高いXtrfyの有線ケーブル、マウスパッドとも干渉しない設計になっていますが、有線モードで使うと小指付近の違和感が強いかも・・・
折角のワイヤレスマウスですから、小まめに充電する癖をつけてワイヤレスの状態で使えるのが一番いいですね。
機能・性能
ビルドクオリティ
超軽量マウスなので不安に思われる方もいるかもしれませんが・・・ 本機のビルドクオリティは他社のゲーミングマウスと比較しても文句なしに優秀です!
FPSでローセンシにしてマウスを激しく振ってもガチャガチャと安っぽい音はしませんし、強く握っても本体がきしむようなこともありません。
流石のXtfyと言ったところで、ゲーマーからのフィードバックを受けてしっかりと新製品の開発に取り組んでいる印象です。
ボタン・ホイール
「左右クリック」は、Xtrfyお馴染みのKailh GM 8.0が採用されています!カチッとした明確な押し心地です。操作感が伝わりやすいので、バーストやタップなどの撃ち方の切り替えがやり易いと思います。癖になるクリック感なのでついつい連打したくなりますw
「サイドボタン」もメインほどではありませんが、しっかりと押した感覚があります。決して悪くないとは思いますが、前後のボタンが離れているので指を滑らせるスライド押しには不向きな印象です。
「ホイール」はガリガリと言わず結構静かです。私はウェブ画面を見るときにガリガリ音が鳴るとちょっと気になるので、静かなマウスホイールはポイントが高いです!個人的にかなり嬉しい仕様です。
「ホイールクリック」はバランスが取れた感じです。適度な硬さで、しっかりと押した感覚が手に伝わってきます。かなり使いやすいと思います!
本体設定
本機には煩わしい専用ソフトウェアが存在しません!本体のみで全ての設定が可能なので、オフライン大会などに持ち運びたいユーザーでも安心です。
↑裏面にある「OFF」「CPI」「PR」「DT」のスイッチを切り替えながら、センサー右側のボタンを押して設定していきます。
サクッと簡単に設定変更できるのでめっちゃ快適です!
センサー性能
同社のゲーミングマウスパッド「XTRFY GP5」でセンサーテストを実施しました。
↑私がメインで使用している1000Hz、1600DPIでテストしてみましたが、点が綺麗につながっていて文句無しの追従性能です!
マウスの位置情報を最新にする「Motion Sync」という機能が搭載されており、オンオフを切り替えることが可能です。
オンにしていても違和感とか全然ないので、個人的にはデフォルト設定で問題ないかと思います!
2.4GHzということで抜群のワイヤレス性能を誇る本機ですが、延長アダプターを机の上に持ってくれば通信がさらに安定します!
見た目的に気にならないのであれば、マウスパッドの近くに設置しておくのがベストです。
応答速度
人気フラッシュゲーム「反応速度測定-改」で応答速度をチェックしてみました。
私のアベレージは0.18 – 0.20程度なので、他社のゲーミングマウスと比較してもかなり優秀だと思います!
FPS(VALORANT)で使ってみた感想
国内でも絶大な人気を誇る爆破FPSのVALORANTで使ってみました!
やはり55gという軽さは伊達ではなく、普段よりもセンシを下げないとAIMがズレる感じがしましたね・・・ ただ慣れてくると非常に扱いやすく、軽量で腕の疲労が軽減されるので、長時間のゲームプレイに向いています。
センサーやコントロール性能は文句無しに良いですし、ローセンシや長時間ゲームをプレイするヘビーユーザーに最適なゲーミングマウスで間違いないと思います。
まとめ
- eスポーツに特化された扱いやすい形状
- 最新の高性能センサー搭載で安定したAIMが可能
- 僅か55gと圧倒的に軽いのでローセンシに最適
- 最大75時間使用できる高性能バッテリー
- とにかくデザインが可愛い
- 余計な装飾がないのでシンプル派におすすめ
- サイドボタンがスライド押しに向いてない
- 手が乾燥していると滑りやすい
- 側面充電なので有線にすると違和感が強い
今回はXtrfyの最新ゲーミングマウス「XTRFY M8 Wireless」をレビューしました!
数多くの攻めた製品を展開してきたXtrfyですが、今回は万人向けのシンプルデザインのゲーミングマウスを投入してきましたね!
シンプルながらも「ウルトラ・ローフロント」「側面充電」など、他社と差別化できる要素が盛り込まれていますし、ついつい集めたくなるような可愛くて魅力的なデザインに仕上がっています。
本体が超軽量なのでコントロールが難しいかと思いきや、大判のマウスソールが採用されているので、コントロール性能が高くて使いやすかったです!
ローセンシに最適な本機ですが、個人的にはミドルセンシでも全然使いやすいマウスだなーと思っています。マウスホイールが静かなので普段使いにもお勧めできます!
気になるデメリットですが、左右対称形状なので手が乾燥していると滑りやすいことでしょうか・・・ これに関してはXtrfy M8に限らずなので仕方ない部分ではあります。
↑Xtrfyは既存モデルでは専用形状のマウスグリップを販売していますし、本機専用タイプが発売される可能性もゼロではありません。今後の製品展開からも目が離せません!
こちらの記事を読んで少しでも興味を持って頂けましたら、ぜひ購入を検討してみてください🙂
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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