今回はベンキュージャパン様から提供して頂いたゲーミングマウス「ZOWIE EC3-C」を紹介します。
こちらの記事では「外観チェック」「実際の使用感」「メリット・デメリット」など、購入の参考になりそうな情報をお伝えします。
■2021.12.03 追記
YouTubeで動画版を公開しました。
【製品概要】EC3-Cは人気モデルの小型軽量化タイプ
スペック
メーカー/製品名 | BenQ ZOWIE/EC3-C |
形状 | 左右非対称 右利き用 |
DPI/ポーリングレート | DPI:400 ~ 3200 ポーリングレート:125/500/1000 |
サイズ/重量 | 6.1 x 4.1 x 11.9 cm 70g |
ケーブル | USB2.0/3.0互換(2m) |
接続方式 | 有線 |
メインスイッチ | HUANO Blue |
センサー | Pixart 3360 |
専用ソフトウェア | なし |
ZOWIE EC3-Cの特徴

「ZOWIE EC3-C」は、既存のECシリーズを小型軽量化して縦軸の扱いやすさを向上させたモデルです。
日本人の手のサイズにフィットするように設計されており、「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」といった様々な持ち方に対応しています。
もう少し大きいサイズが欲しい人は別サイズという選択肢もありますし、サイズ展開の豊富さは、流石eスポーツに特化しているブランドのZOWIEといったところです。
その他、「柔軟性のあるパラコードケーブル採用」「USBを挿すだけで使えるプラグアンドプレイ仕様」「マウスパッドに干渉しづらい設計のケーブル」など、非常に魅力的な製品に仕上がっています。
おすすめユーザー

本製品は「標準的な日本人の手のサイズ(手長18cm 手幅8cm程度)」のユーザーにお勧めです。
持ち方の相性も幅広く、開封してみるまでは「かぶせ持ち向きのマウスかな?」なんて思っていたのですが、実際に触ってみると「つまみ持ち」の私でも違和感なく使用することが出来ました。
センサーはPixart3360とちょっとだけ古いセンサーが搭載されてはいますが、使用上まったく問題なく、まだまだ現役で戦えるセンサー性能となっています。
ケーブルの先端が浮き上がっていてマウスパッドと干渉しづらくなっているのも大きなメリットです。
有線ゲーミングマウスはケーブルを吊り上げるマウスバンジーがないと快適に使用できない物も多いですが、EC3-Cはマウスバンジーが無くてもかなり快適だと思います。
サイズさえ合えば誰でもストレスなく扱える万能ゲーミングマウスに仕上がっている印象です。
開封 ~ 外観チェック
パッケージと付属品




- マウス本体
- マウスソール(予備)
- 取扱説明書
- メッセージカード
パッケージはとてもシンプルで付属品も必要な物だけ入っています。
個人的に交換用マウスソールが付属しているのが嬉しかったです。
本体デザイン


定番のエルゴノミクスタイプで右利きユーザー向けにデザインされています。
表面はマットで滑りにくい加工がされているためフィット感が素晴らしく、別途グリップテープなどを購入する必要はありません。
左側面の下に「BenQ文字」、本体の中央下に「ZOWIEロゴマーク」が印刷されています。




様々な角度から撮影してみました。
大きいサイズの「EC1」に比べて11mmほど縦がカットされているので、手の平の付け根部分にスペースを確保しやすい形状になっています。
最近は「APEX」「フォートナイト」など、上下左右に動き回るAIMが忙しいタイトルが増えてきているので、縦軸のAIMが快適に行える「EC3-C」はそういったゲームとも相性が良いと思います。

ホイール部分は適度な凹凸があって回しやすくなっています。
ホイール下のオプションボタンなど、余計な部品が付いていないのでゲーム中の誤操作なども起きにくいです。


本体重量70gなので軽くて持ちやすいです。
手持ちの計量器で重さを測ったみましたが、ケーブル先端を入れても74gでした。
最近流行っているハニカム構造(穴ボコ)の軽量マウスよりは重たいですが、それでも70gというのはかなり軽量な部類に入ります。
個人的に70gというのは一番バランスが良く、ローセンシからハイセンシまで非常に扱いやすいマウスだと思っています。

表面だけでなく背面のデザインも非常にシンプルで無駄な表記や飾りといったものは一切ありません。
センサー左に「ポーリングレート変更ボタン」、センサー右に「DPI変更ボタン」があります。
マウスソールは上下と中央センサー周りに設置されています。

ケーブルは長さ2mでUSB2.0(3.0互換)タイプです。
USBの先端は金メッキ仕様になっていて高級感があります。
パラコードケーブルタイプなので耐久性と柔軟性に優れており、長期間快適に使用することが出来ます。
EC3-Cの機能・性能
ビルドクオリティ

eスポーツ特化ブランド「BenQ ZOWIE」のゲーミングマウスなのでビルドクオリティは文句無しです。
軋みやガタつきなどは一切なく、操作が忙しいアクションゲームでも安定して遊ぶことが出来ます。
ボタン・ホイール


「左右クリック」はHUANO ブルースイッチが採用されています。
カチッと明確な押し心地かつ適度な反発力なので、単発・連打どちらも快適に行うことが出来ます。
「サイドボタン」は親指スペースに余裕があるので誤操作が起きにくくなっています。クリックは軽くて押しやすいです。
「ホイール」は適度な凹凸のおかげで回しやすいですが、「ガリガリ」と動作音が大きいので静音マウスが好みな人には向いてません。
ホイールクリックは左右クリックと同様、明確でしっかりとした押し心地です。
ケーブル


本機はケーブルの先端が斜めになっているのでマウスパッドと干渉しづらくなっています。
↑右の画像を見て頂くと分かりやすいのですが、先端から10cm程度までマウスパッドとケーブルが一切干渉していません。
さらにパラコードケーブル効果で柔軟性も抜群なので、マウスバンジーが無くても快適に操作することが出来ます。
センサーテスト

マウスセンサー測定ソフト「MouseTester」でセンサーテストを実施しました。
ポーリングレート500Hz&1000Hz、DPI400 ~ 1600までの値でテストしています。
マウスパッド


↑今回はBenQ ZOWIEの人気マウスパッド「G-SR-SE(DEEP BLUE)」と一緒に使ってみます。
品薄高騰中なので未開封で保存しておいたマウスパッドですが、ベンキューマウスのレビューということで開封しちゃいました><
G-SR-SEはバランス型のマウスパッドなので非常に扱いやすく、EC3-Cの大判マウスソールと合わさることで絶妙なマウスコントロールを実現してくれます。
500Hz



400、800、1600いずれも不自然な挙がなく安定しています。
1000Hz



500Hzと同様とても安定した挙動をしています。
1000Hzで使用しても全く問題のないセンサー性能です。
ポーリングレート変更

ポーリングレートはセンサー左にあるボタンを押すことで、「125」「500」「1000」の順に変更することが出来ます。
DPI変更

DPIはセンサー右のボタンを押すことで変更することが出来ます。
▼1回押すごとにLEDカラーが変わり、その色に応じてDPIの数値が決まります。
LEDカラー | DPI数値 |
レッド | 400 |
パープル | 800 |
ブルー | 1600 |
グリーン | 3200 |
応答速度変更

USBケーブルを抜いた状態で、どちらかのサイドボタンを押しながらPCに再接続すると応答速度を変更することが出来ます。
上サイドボタン:標準
下サイドボタン:高速
となっています。

「クリック応答時間:高速」で反応速度フラッシュをやってみたのですが、なかなか良い結果になりました。
別マウスでの平均速度が0.18 ~ 0.20ぐらいだったので、EC3-Cの応答速度はかなり速いと思います。
LOD変更


▼通常クリックとサイドボタンを組み合わせて接続することで、マウスを浮かせてからセンサーが反応しなくなるまでの間隔「リフトオフディスタンス」を変更することが出来ます。
低LOD | サイドボタン下+左クリック |
中LOD | サイドボタン上+左クリック |
高LOD | サイドボタン下+左右クリック |
【使用感】実際にEC3-Cを使ってみた感想
持ちやすさ

▼執筆者「無糖」の手のサイズ
手長 | 手幅 | 手囲 |
18cm | 8.5cm | 20cm |
小型かつ縦がカットされているため「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」といった様々な持ち方で快適に使用することが出来ました。
サイドボタンの位置も高めなので、激しい操作をしていても誤操作が起きるようなことはなかったです。
「かぶせ持ち」だとマウスの背が低い分、手とマウスパッドが干渉しやすく感じたので、もう少し背が高いマウスの方が快適にAIMすることが出来ました。
手が標準よりも小さい人であれば「かぶせ持ち」でも違和感なく使えると思います。
ちなみに私は「つまみ持ち」ですが、一切のストレスなく快適に操作することが出来ました。
相性の良いマウス感度
振り向き | 基準 | 相性 |
~5cm | ウルトラハイセンシ | △ |
5cm ~ 10cm | スーパーハイセンシ | 〇 |
10cm ~ 15cm | ハイセンシ | ◎ |
15cm ~ 20cm | ミドルセンシ | ◎ |
20cm ~ 25cm | ローセンシ | 〇 |
30cm ~ | ウルトラローセンシ | △ |
私は振り向き16cmの「ハイセンシ寄りミドルセンシ」ですが、トラッキングAIM、フリックAIMどちらも快適に行うことが出来ました。
70gというバランス型の重量なので、基本的にはどのセンシでも快適に扱えると思います。
VAXEE OUTSET AXとの違い
「EC3-C」と「OUTSET AX」どっちが良いか迷っている人が多いみたいなので触れておきます。
Amazonレビューなどを見ていると「VAXEE OUTSET AX」と比較されがちなのですが、本機とは微妙にコンセプトが異なっています。
OUTSET AXはEC3-Cよりも背が高く「かぶせ持ち」に適した形状をしています。
逆にEC3-Cは背が低いので「つかみ持ち・つまみ持ち」にも対応しやすいマウスです。
どちらが良い・悪いという訳ではなく、「自分の手のサイズやプレイスタイルに合ったマウスを使う」というのが正解です。
Twitterでの口コミ、評判
→ やはり小さくて使いやすいという意見が多いみたいです。
私も大きいマウスを使うと手首の付け根あたりが窮屈で下方向へのAIMが物凄くやりづらいと思っているタイプなので、縦がカットされて小型軽量化された「EC3-C」はとても良いマウスに感じています。
総評:日本人の手に最適化された万能ゲーミングマウス!

- 「かぶせ」「つかみ」どちらも対応可能
- 縦がカットされて下方向のAIMが楽
- 本体重量70gというバランスの良い重さ
- 相性の悪い持ち方や感度が少ない
- 押しやすくて明確なクリック
- 誤操作が起きにくいサイドボタン
- USB直挿し「プラグアンドプレイ」
- 余計なソフトウェアがない
- 柔軟性と耐久性に優れるUSBケーブル
- ホイールの動作音が大きい
- センサーがちょっとだけ古い
- DPI設定が3200まで
今回は日本人向けに改良された人気ゲーミングマウス「ZOWIE EC3-C」の紹介でした。
従来のモデルよりも小型軽量化されることにより、相性の良い持ち方が増えて下方向へのAIMもやり易くなっています。
重さは70gとバランス型なので、ローセンシからハイセンシまで幅広いセンシで快適に使用することが出来ます。
「センサーが少しだけ古い」「ホイールがうるさい」「DPIは3200までしか変更できない」という部分がデメリットなので、これらが気になる人は避けた方が良いでしょう。
個人的にはとても良いマウスで、他社のゲーミングマウスから移行しても違和感なく操作できています。
デザインもシンプルで無駄な装飾がなく、「大人のゲーミングデバイス」という感じでとても気に入りました!
私はしばらく「EC3-C」をメインマウスとして使っていこうかなーと思っています。
こちらの記事を読んで「EC3-C」に興味を持って頂けたら、ぜひ購入を検討してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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